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まず、ご報告です。ホテル「W」(香港)の仕事が決まりました!
ありがとうございます! 念願叶って本当に嬉しいです。
で、いま現在手がけている仕事は……、87件。えらいことになってます。2008年末まで僕のスケジュール、埋まってます(笑!)。
ニューヨークのレストラン「MEGU」の2号店(NY)、東京ビルディングB1・1・2・3階の環境デザイン(東京・丸の内)、サービス・アパートメント(六本木)……。年末に完成予定のテナントビル(六本木)では、最上階2フロアのラウンジをデザインさせていただいていて、そこでは世界一ゴージャスなしょんべん小僧造ってますよ(笑)。楽しみにしててくださいねぇ。大阪では、総ワニ(革)貼り500匹というクラブも。僕がいつも家具を造ってもらっている「COMPLEX」の木村さんは、「森田さん!バナナワニ園より多いですよ!」って、ひっくり返ってましたから(笑)。最近は、空間のデザインとういより建築から手がけている物件が多いですね。年末は国内物件のラッシュです。
原宿の同潤会では2店舗デザインさせてもらってまいます。そのうちの1つでは、世界一ゴージャスなメリーゴーランドをいま造っていますから、楽しみにしててくださいねぇ。ディスプレイにもちょっと仕掛けがあって…これはオープンしてからのお楽しみです。
と、こうやって僕は“ゴージャス森田”“シャンデリーノ森田”(笑)といわれるわけですが、メディアで浮き彫りにされる“赤”“シャンデリア”といった象徴的なデザインだけでなく、「あ、これ森田だ」と誰もわからないような物件も実はすごく多いんですよ。僕の仕事は常にオートクチュールですからね。
そういう意味でとても考えさせられた仕事は、京都のお茶家さん(2006年4月完成予定)。1階にバー、2階にお座敷、3階に割烹、4階はお稽古場です。再生・改築ではなく一から造るというのは、実は戦後初のことなんです。当然、僕にとっても初めての経験で、ひじょうに難しい仕事でした。代々受け継がれてきた伝統的なものを大事にすることは前提ですが、何よりまずひじょうに特殊な世界でしょ。浮世の舞台ですからね。そこはかとなく、やり過ぎずの按配が必要でした。女将は「こだわりを捨てて。“京都”を意識し過ぎたらあかん。森田はんの好きにやって」と。でも、凛とした品格の部分は大事。敷居は高く、でも高すぎてはいけない。芸妓さんたちの妖艶な美しさを引き立てるライティング、ドラマが生まれる予感性……と、入り口からの導引部分に一番力を注ぎましたね。僕が、どこかの若旦那になって通うのを色々と想像しながら(笑)、こんな男の遊びができたらいいなと、一人の男としての感覚で創り上げていきました。ひじょうに難しかった。でも、できました。お茶家さんです。
普段、僕に和のデザインのオーダーが来ることは少ないですね。佐藤一郎さんと橋本由紀夫さんに取られていきますからね(笑)
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